平成28年度 「第11期ＴＫＦメリヤス塾」入塾式を開催

東京ニットファッション工業組合と東京ニット卸商業組合は、人材育成事業の一環として、10年前より共同で「メリヤス塾（講義：12回）」を運営しており、このほど第11期メリヤス塾入塾式を平成28年6月23日（木）午後6時よりＴＫＦ会館6階会議室で開催した。

当日は、塾生18名及び両組合関係者9名が参加し、中島康之（㈱サンローレル代表取締役）塾長からの挨拶はじめ、東京ニットファッション工業組合大石恭寿（大石メリヤス㈱代表取締役）理事長より塾生へ激励の言葉が送られたほか、塾生それぞれより1年間の抱負が述べられた。その後、第1回講義として、「ファッション＝ライフスタイル（人の生き方）」をテーマに、樋口修一（㈱フロンティア・ヒグチ 代表取締役会長）ＴＫＦ顧問より講義があり、“感動する心”を意識しながら何でもチャレンジする事が大事である等のメッセージが語られた。

同塾は、1年間のカリキュラム構成をもとに、ニット産業の伝統及び技術等に関する継承と、国内外マーケットにおける最新情報等をテーマごとに各専門家より講義いただき、新しい時代に適合すべく次世代を担う人材を育成することを目的に運営されている。今後、来年5月の修了式まで、前半部分では都立産業技術研究センター多摩テクノプラザ施設見学はじめ、「横編」「丸編」の各企業視察及び「プリント、染色」に係る各工場の視察等「生産・加工編」を中心に予定し、後半は、「企画・デザイン編」「流通・小売編」の講義を予定している。

（年間受講料は一人30,000円、次回の募集は来年4月を予定）