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- ご挨拶


- 平成23年5月26日に開催されました通常総代会におきまして、理事長を仰せつかりました中橋宣雄です。就任にあたりまして一言所信を述べさせていただきます。
皆様もご承知のとおり、本年3月11日に起こりました東日本大震災で、それ以前より年々傾いていた日本の経済状態はさらに大きな暗黒の闇の中へと転落してしまいました。この様な時に理事長という大任を仰せつかり、身も引き締まる思いがいたしております。
昭和30年代から、日本経済は急速に発展し「経済大国日本」と言われ、世界中から熱い羨望と大きな注目を浴びて参りました。その日本に対して、今世界中が深い同情と憐れみの心を向けております。
当然私たちの業界もこの日本経済の壊滅的な状況に伴い、現在言葉には尽くせぬ苦境に立たされております。
しかし、この大困難の中にあって、"私たちは何を成すべきか"を思う時、急降下する激流の中にあっても決して焦り急ぐことなく、手探り状態の中で、たとえほんの微かな手応えであっても「確かなものをしっかり握りしめ前に向かって歩むべきとき」であると思います。この激流は、各社1社では決して乗り越えることは出来ません。しかし、全社で固く手を繋ぎ、組合員が一丸となって立ち向かえば、必ず道は開けると確信しております。
この伝統ある組合の今日までの道は決して平坦なものではありませんでした。苦しさに一歩前進する事すらままならない時もあったはずです。でもその苦境の中で、諸先輩方々が決して諦める事なく手を取り合って守り、組合員と共に歩んで下さいました貴いご意志を受け継ぎ、我々は心一つにして共に戦うべきときと強く決意しております。今後は、役員会のみならず組合員の方々、一人ひとりのご意見を直接伺い、フランクに話し合える場を多く設けたいと考えております。
諸先輩方々が汗と涙で守り、我々の手に残して下さいましたこの組合を、これから私たちが守り育てて次世代にしっかり手渡すことが出来ますよう、組合員の皆様とともに盛り上げていきますので、皆様の深いご理解と温かいご協力を賜りますよう心よりお願い申しあげ、就任の挨拶とさせていただきます。
平成23年5月26日
東京ニットファツション工業組合
理事長 中橋 宣雄
