CONTENTS
  • 新着情報
  • 今月のプロフェッショナル
  • モノづくりの流れ
  • 組合について
  • 組合員企業ブログ
  • リンク
  • TKF組合員の皆様へ
カテゴリー
  1. ホーム >
  2. 新着情報 >
  3. ニュース >
  4. 「2012年頭にあたって」 -中橋理事長挨拶-

新着情報

2012年1月 1日
「2012年頭にあたって」 -中橋理事長挨拶-

「2012年頭にあたって」

                

東京ニットファッション工業組合

                    理 長 中     

  nakahashirijicyou_2011_01.JPG   

 

皆さま、新年あけましておめでとうございます。

皆さまにおかれましては、恙無く新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

  さて昨年は皆さまもご承知の様に、日本にとって予想もしなかった東日本大震災に見舞われただけでなく、さらに今もって消えることのない原発事故が追い討ちをかけ、我が国は大変な非常時に立たされました。

それはちょうど世界中がリーマンッショックから、なんとか立ち上がろうともがき苦しんでいた時でもありました。これによって日本の経済及び産業は、

一気に歯止めのかからない苦境に立たされ、未だ回復の見込みさえ立っていない現状にあります。

当然、我々の業界にもその大きなしわ寄せが直接的にも間接的にも押し寄せております。震災のためやむなく工場を閉鎖せねばならなかったり、原発の風評により輸出に弊害をもたらしたり等々、苦境は今も続いております。

  しかし我々は決して諦めてはならないと思います。被災地の皆様の前向きな努力を思う時、その限りないお力と勇気を見習い、これからもこの歴史ある業界を存続させるためにも明日へ向かって弛まぬ努力をして行かねばならないと強く感じているところです。

   現在、組合が力を入れている活動は、先ず国際交流委員会ですが、今までは毎年生産基地を求め、中国・タイ・ベトナム・ラオス等々・・・東南アジア各地の工場を視察し、情報交換を計って参りました。しかし、生産地を求める以前に今我々が考えねばならないのは、現在の日本市場の現状であると気がつきました。現在の日本市場は、気づいてみれば低価格品で占めるファストファッション(輸入品)で 溢れ返っております。国内生産比率をみても、ニット製品全体で4%を割っている状況にあります。日本のファッション業界を継続させて行くには、我々が誇る高度な技術力と感性溢れた日本製品を国内販売に留まる事なく、どんどん海外に輸出販売させて行くべきと強く感じております。それこそが即ち国内生産高を高め、この業界の存続と事業の継続に繋がる良策と考え、今後はより深く海外市場を研究して参る所存でおります。

 次に、組合が後継者育成の柱としている「メリヤス塾」は、早いもので今年で6年目を迎えます。このメリヤス塾でこれからのこの業界を担う若者達は、ニット・メリヤスの製造文化や歴史を学びます。それによって彼らはこの業界を深く理解し今後の道しるべとなることを願い、これからも若者の人材育成の場として継続して力を入れていく方針でおります。沢山の卒業生が、現在ここで学んだ伝統や文化を生かし、さらなる新しい感性と行動力で業界のために活躍しておりますことは喜びに堪えません。

  青年部におきましても、メリヤス塾卒業生が積極的に入部し、メンバーも除々に増えつつあります。昨年は墨田区産業観光部が主催する事業の一環である「すみだもの処」にも青年部として参加するという新しい試みにも熱心に取り組み大きな成果を上げたところです。もう間もなく、日本が世界に誇る東京スカイツリーがTKFの地元、墨田に完成致します。ここには日本各地は勿論のこと、海外からも多くの人々が訪れることでしょう。この機を利用して「産業観光プラザ"すみだまち処"」にも青年部と共に参加して、我々のものづくりを是非ともアピールしたいと意気込んでおります。青年部には、今年もまた積極的に何かに取り組んで前進されることを願ってやみません。

 地区部会におきましては、組合員の皆さまと執行部のコミュニケーションを昨年よりさらに強化してまいります。地区部会は、TKFの柱でもあります。組合の活動や今後の方針・問題点等を御理解頂き、なお一層活発な活動と御協力を賜りたいと存じます。

このように本年も組合員が一丸となって、この不況を打破すべく力を尽くすことで、必ずやこの業界に明るい光を見出せると確信しております。

昨年より続く暗闇のような日本が、世界一高い東京スカイツリーに日本の新たなる光を期待するように、我々もまたそれに繋がるべく日夜努力して参ります。

 本年もどうか 皆さまに御理解と御協力を賜りますよう、切にお願い申し上げまして、新年の挨拶とさせて頂きます。

 

ページトップへ