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TKFだより[第157号]

 平成27年11月18日

  TKFだより[第157号]

東京ニットファッション工業組合

総務広報委員会

「TKFだより(第157号)」をお届けいたします。

今回のお知らせ事項は11月18日開催の理事会において審議されました議案についてです。下記のとおり、すべて承認されましたので内容をご確認下さるようお願い申し上げます。ご不明な点等ございましたら、事務局までお問合せ下さい。

 

 

平成27年11月定例役員会議事録

日 時 : 平成27年11月18日(水)午後1時30分

場 所 : TKF第一会館 6F 会議室

 

[大石理事長挨拶]

◯役員の皆様は、お忙しいところお集まりいただきましてありがとうございます。

去る、10月27日、28日山形県天童市で開催されたニット工連「丸・横合同部会」に丸編、横編代表者と青年部8名とともに参加してまいりました。当日は、経済産業省繊維課長谷川課長補佐様はじめ、全国より約60名(うち青年部28名)参加者により、活発な意見交換、有意義な交流が行われました。各産地とも、「人手不足の問題、特に若手がいない」ということでした。この人手不足問題を解決するには、各企業が元気をだして、各企業の皆さんが先ず収益を上げていくことです。そして働いている方々へ還元していくことだと思います。

 

◯東京ニット卸商業組合主催の講演会が、11月9日(月)に原宿・東郷会館で行われ参加しました。

講師は、株式会社三越伊勢丹常務執行役員 伊勢丹新宿本店長 鷹野正明 氏で、「三越伊勢丹の“this is Japan”の取組について」をテーマに講演されました。講演内容の一部をお話しますと、「日本の伝統行事や技術が各地で消えていく中で、これらの伝統をいかに継承していくか。」「“this is Japan”をキーワードに企業メッセージの発信に力を注いでいる。」等々、同社の取組や現状につい説明されました。また、講演会の冒頭に、八木原理事長の挨拶があり、「“らしさ”再認識すべきだ。“日本らしさ”“企業らしさ”」について話されました。私も、その後挨拶をしましたが、同感です。80年代後半のバブル時期に叫ばれていた、「CI」という言葉を思い出します。又見直されているようです。TKFらしさを押しだせるよう頑張りたい。

 

◯11月11日(水)、墨田区のクリエイティブスタジオ運営協議会(会長 大石恭寿)が開催されました。

創業支援施設「KFCクリエイティブスタジオ」は、墨田区とKFCが共同運営する施設です。この施設は、ベンチャー企業を最長3年の入居できるもので、今回8室が満期になります。新規入居者を募集したところ、11社から入居申請があり、全企業面接を行いました。(面接は、1社当たり20分程度)申請状況みますと、アパレル関係、観光関係、セミナー企画関係等、様々な業種から申込がありました。(参考までに、一室25㎡程度、共益費5万~6万程度の負担で入居可。)

 

この時期は何かと飲む機会が多いと思いますが、体調を崩さないよう注意してください。

皆様のご理解とご協力を切にお願いいたします。

 

 

                                           以上

 

[議  案]

1 組合員新規加入審査並び脱退承認及びに加入手続き等の確認について

新規加入及び脱退承認企業はありません。

 

[報告事項]

1 各委員会・部会の報告

 

○財務委員会(國分委員長)

・10月末時点での予算収支状況は順調に推移していることを報告します。

 

・会館管理について、空室となっておりました第二会館3階の2部屋とも、入居申込があり11月末契約、12月中旬以降の入居予定です。今後も皆様のご協力をお願いする。

 

○総務情報委員会(伊東委員長)

・平成28年1月7日(木)新春賀詞交歓会が開催されます。その開催案内を11月10日に発送しました。

申込締め切りは12月3日です。是非、多数の方のご参加をお願します。

 

・組合HP「服ができるまで」動画、第4話は、アートランドさんのご協力により、「華麗なる加工の世界 プリント編」アップしました。第5話については、来年の年初めに「縮絨」を予定しています。ご協力お願いします。

 

・10月22日、大野税務会計事務所 税理士 大野 実 氏を講師に「マイナンバー制度について」のセミナーを開催したところ、経営者のみならず、会社の実務担当者など26名の方が参加されました。

お忙しい中でのご参加いただきありがとうございました。

 

・メリヤスレンジャーを主体とした「組合ポスター」の関係機関への掲示のお願をしたところ、次の機関が掲示の協力をしていただきました。

※東京都立産業技術研究センター 多摩テクノプラザ(西立川)の施設公開会場

掲示期間(予定) 平成27年10月23日(金)、24日(土)

今後も、ポスターの貼付のお願いをしていきたい。

 

○青年委員会(南木副理事長)

・10月22日(木)に、「相続税改正と会社経営への影響について」の勉強会を行いました。講師は、大野会計事務所 税理士の大野 実 氏でした。多くの方の参加をいただきました。

ご協力ありがとうございます。

 

・10月25日(日)サイエンス墨田に参加し、青年部として、「Tシャツを作って、洋服の仕組みを学ぼう」のイベントに参加しました。裁断済みのパーツと型紙を来場されたお子さんに配り、それをボンドでTシャツを完成させました。参加人数は、午前の部15名、午後の部15名とプラスお父さん、お母さんも一緒に参加され、楽しい「Tシャツ」作りになりました。来年も是非参加したいと思います。

 

・10月27日(火)山形で開催されるニット工連の「丸・横合同部会」へは、青年部より8名が参加いたしました。当日の会議前に、山形の佐藤繊維㈱の工場を見学し、翌日は染色工場と米富繊維さんを見学するとともに情報交換を行いました。

 

・11月26日(木)午後6時半~ TKF青年部運営委員会を開催します。議題は、2015JBKS展最終打合せ他

 

・11月20日(金)午後4時~、第7回次世代戦略検討委員会に青年部から10名(任意)程度の参加を予定しています。次世代担う、若手の声をこの場で発信していただき、TKFの戦略に少しでも反映されればと思います。

 

・青年部・忘年会を12月15日(火)に開催いたします。時間、会場等詳細については、別途ご案内します。

今後もよろしくお願いします。

 

○内部発信委員会(南木副理事長)

・来年の賀詞交歓会への参加の働きかけをしていきたい。今後もよろしくお願いします。

 

○販路開拓(海外)委員会(小口委員長)

・ジャパン・ベストニット・セレクション2015(JBKS)が、12月9日(水)、10日(木)の2日間、東京国際フォーラムで開催されます。全出展規模は、59社(含協賛企業1社)と昨年並みの出展です。

メード・イン・ジャパンの優秀商品を表彰するアワードは、経済産業大臣賞(グランプリ)を創設し、出展者のモノ作りへの意識を高めるとともに、展示会の注目度アップを目指しております。

 

・TKFとしては、今回もJBKSに出展することとし、13小間を確保し、個別企業が12社と青年部が出展します。メード・イン・ジャパンが注目されている中で、国内のニットのモノ作りをアピールする絶好の場として期待している。

 

・本日(11月18日) 14:30~販路開拓委員会を開催します。東京都中小企業振興公社企画管理部助成課特別助成担当係長 酒井康之 氏を招き、組合及び個別企業並びにグループ等が利用できる補助事業説明会を行います。その補助事業の内容を踏まえて、再度委員会を開催し、効果的なビジネスマッチングの検討をしていきたい。

今後もよろしくお願いする。

 

○共同受注委員会(佐藤委員長)

法務省より受注の合いズボンについては、生地試験に合格し、材料見本の承認をいただき、現在製造に取り掛かっております。今後もよろしくお願いしたい。

 

○共済事業委員会(木川副理事長)

11月11日、共済事業研修会に大川委員長と2人一緒に参加しました。午後1時~4時半と厳しい研修でした。今後

のTKFの共済事業に反映させていくとともに、会員皆様のニーズ応えていきたい。今後もご協力をお願いしたい。

 

○メリヤス塾委員会(中島委員長)

・10月22日(木)に、㈱川邊莫大小製造所見学及び講義「原材料編の丸編みについて」を行いました。

ご協力ありがとうございました。

 

・今後の予定としては、明後日(11月20日)生産・加工編「プリント・染め等」として、㈲アートランドさん、

㈱川合染工場さんを見学及び講義予定です。今後もご協力をお願いしたい。

 

○国際交流委員会(百瀬委員長)

今後もご協力願いたい。

 

 ○次世代戦略検討プロジェクト(近江委員長)

  ・10月21日、午後4時~第5回委員会開催しました。講師に有限会社ファッションしらいし代表取締役 白石正裕

氏を招き、「次世代縫製工場のあり方」をテーマに勉強会を行いました。

日本で縫製工場をもちながら、ニューヨークに行って、著名デザイナーのニューヨークコレクションをサポート

しながら、同ブランドの商品を日本で手掛けている等々のお話をしていただきました。大変に参考になりました。

 

・11月6日、午後4時~、第6回委員会を開催しました。講師に、YINDIGO&CO代表 インディゴ・A・モチヅキ 氏

を招き、「ファクトリーのブランディング」をテーマに勉強会を行いました。

モチヅキ氏は、エクアドル国立カトリカ大学研修生、岐阜県多治見市立陶磁器意匠研究所を経て、28歳でイタリア・ミラノへ留学。その後、ジャスパー・モリソンらと照明ブランド「Lx(ルクス)」を立ち上げるほか、海外企業のブランディングや様々な業種(車・靴等)のマーケティングに携わっておられます。日本のメーカーと海外メーカーのブランド戦略を比較しながら、その違いを分かり易く説明されました。TKFとして今後取り組むべき、ヒントをいただきました。

・今後の予定として、11月20日(金)午後4時~、講師に、㈱テレビ東京の番組「ガイアの夜明け」プロデューサー小林憲史 氏を招き、第7回委員会を開催いたします。今後も組合員皆様のご協力をお願いしたい。

 

○加工部会(釣部委員長)

今後もご協力をお願いしたい。

 

○丸編部会(深澤副理事長)

・10月27日(火)山形県で開催された、日本ニット工業組合連合会「丸編・横編合同部会」へ丸編みから2名の方

が参加されました。東京産地の業況を報告したほか、全国各地から参加された皆さんと様々な情報交換を行いました。今後もよろしくお願いします。

 

○横編部会(山田部会長)

・10月23日(金)、午後5時~ 横編部会を開催したところ、11名の方の参加がありました。

H27年度の市況アンケート報告及び出席された皆様より近況を報告いただきました。因みにアンケート回答は13社(昨年度は10社)でした。このアンケート結果につきましては、既に皆様へ「TKFだより」と一緒に送らせていただいておりますとおり、H27年度春夏物は、ほぼ横ばいで、秋冬物は微減という結果でした。また、出席された皆様からは、原材料・最低賃金のアップ・人材不足等が収益を圧迫している等の意見が多かった。

 

・10月27日(火)山形県で開催された、日本ニット工業組合連合会「丸編・横編合同部会」へTKFから13名の方が参加されました。午前は佐藤繊維さんの工場見学を、午後はニット工連の「丸編・横編合同部会」に参加し、東京産地の業況を報告したほか、全国各地から参加された皆さんと様々な情報交換を行いました。

今後もよろしくお願いします。

 

 

以上

 

東京ニットファッション工業組合

理事長   大 石 恭 寿

事務局長   菊 地 作 治

 

 

 11月定例役員会 

1.11月加入承認審査企業

なし

2.11月末組合脱退承認企業

1社

3.10月加入手続き終了企業

なし

4.10月末脱退手続き終了企業

1社

平成27年10月末日の組合員数及び出資金額

9月末現在 10月中の増減 10月末現在

 

組合員数     227 0 1     226
賛助会員      6 0 0      6
出資金額 25,368,000 0 30,000  25,338,000

(平成27年4月1日現在組合員数 228企業  出資金 25,804,000円)

(    〃     賛助会員数  6企業)