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TKFだより[第156号]

 平成27年10月21日

  TKFだより[第155号]

東京ニットファッション工業組合

総務広報委員会

「TKFだより(第156号)」をお届けいたします。

今回のお知らせ事項は10月21日開催の理事会において審議されました議案についてです。下記のとおり、すべて承認されましたので内容をご確認下さるようお願い申し上げます。ご不明な点等ございましたら、事務局までお問合せ下さい。

 

 

平成27年10月定例役員会議事録

日 時 : 平成27年10月21日(水)午後1時30分

場 所 : TKF第一会館 6F 会議室

 

[大石理事長挨拶]

◯いよいよ、今年も残すところ2カ月となりました。アベノミクスは、「全国津々浦々まで景気回復の実感をお届けする。」と言っていたが、アベノミクスの失速を経済統計が出始めており、中小企業には未だ届かない状況にあります。

 

◯円安や中国の生産コストの高騰等を背景に、国内生産回帰の流れの中、国内のモノづくり見直しが強まっているが、なかなか目に見える形になっていない。また、日本の景気回復を主導してきた、中国経済の減速により、足を引っ張る構図が鮮明になってきた。

 

◯平成27年第3回都議会・定例会において、川松 真一朗 先生(自民党)が一般質問され、墨田の地場産業についても触れられております。質問の議事録を入手しましたので、TKF組合に関係するところを、読み上げたいと思います。

【東京には、小さくとも確かな技術を持つ企業が数多く存在し、国内外から評価を受けている上質な製品が、実は社員数10人足らずの企業でつくられていることも珍しくありません。

例えば、私の地元墨田では、こうした企業が集まり、アパレル、ニットや生活雑貨など、特色ある地場産業を形づくっております。もちろん、市場は技術力のみで切り開けるほど甘くはありません。ニーズを捉えた製品開発や広報を巧みに活用したイメージ戦略など、総合力が問われています。

しかし、これを個々の中小企業が成し遂げるのは容易ではなく、多くの企業では、厳しい事業環境から抜け出せないままにあるのが現実です。四国の今治では、品質基準や製品の認定制度づくり、徹底したブランド戦略などに業界全体で取り組んだ結果、今治タオルというブランドを確立させました。

東京の地場産業を未来へつないでいくため、世界の関心が東京に向けられる今こそ、果敢な挑戦が求められています。そこで、都は、ブランド化の推進など一歩先へ進もうとする業界の努力に対し、しっかりと手を差し伸べていくべきと考えますが、所見をうかがいます。・・】

 

この質問に対して、東京都産業労働局長(山本)の答弁は次のとおりです。(一部抜粋)

【・・今後は、団体のこうした取り組みに加えて、ブランド戦略の策定、展開や、海外からの観光客等、新たな顧客層の取り込みなど、将来の発展を目指した意欲的な取り組みをさらに引き出せるよう、支援内容の一層の充実を検討してまいります。・・】

 

今後も、TKF組合への支援をいただくため、東京都をはじめ様々なところに働きかけをしていきます。

組合員の皆様のご理解とご協力を切にお願いいたします。

 

                                           以上

 

[議  案]

1 組合員新規加入審査並び脱退承認及びに加入手続き等の確認について

提案通り承認されました。

 

[報告事項]

1 東京都中小企業団体中央会創立60周年に係る東京都知事感謝状について

 

永年にわたり組合及び業界の発展に寄与された、次の4人の方が東京都知事感謝状を授与された。

①南木健利 副理事長 ②遠藤善雄 理事 ③山田寛道 理事 ④木下和夫 監事

※表彰式 日時:平成27年10月19日 13時30分~ 会場:ヤクルト ホール(新橋)

 

2 東京都中小企業団体中央会創立60周年に係る中央会会長表彰について

永年にわたり組合及び業界の発展に寄与された、次の3人の方が会長表彰を授与された。

①川合創記男 理事 ②小口和夫 理事 ③松丸喜一郎 理事

※表彰式 日時:平成27年10月19日 13時30分~ 会場:ヤクルト ホール(新橋)

 

3 部会・委員会報告

○財務委員会(國分委員長)

・本日 12時より財務委員会を開催し、上期終了時での状況及び下期見込みについて、事務局より説明いただき、内容を確認したところ順調に推移していることを報告します。

・会館管理について、現在、第一会館は1部屋、第二会館は1階から3階まで空室になっており、新たなテナントの募集中です。お知り合いの方で、お部屋をお探しの方いるようでしたら、是非ご紹介してください。皆様のご協力をお願いする。

 

○総務情報委員会(釣部 副委員長)

・平成28年1月7日(水)新年賀詞交歓会が開催されます。その開催案内を11月中旬頃までに発送します。多数の方のご参加をお願します。

・来年1月から、マイナンバー制度がスタートいたします。ついては、既にご案内のところですが、明日(10月22日) 午後1時半から、大野会計事務所 税理士である大野 実 先生を講師にセミナーを開催します。今日現在、約30名の参加申込あります。若干の席に余裕ございますので、お時間のある方のご参加をお待ちしています。

・10月1日、総務情報委員会開催、組合HP「服ができるまで」第4話(加工編)の編集確認をおこないました。第4話は、アートランドさんのご協力により、「プリント加工」の動画です。第5話については、来年の年初めに「縮絨」を予定しています。ご協力お願いします。

・メリヤスレンジャーを主体とした「組合ポスター」の関係機関への掲示のお願をしたところ、次の機関に掲示の協力をしていただきました。

※東京都立産業技術研究センター 墨田支所(両国)の施設公開会場

掲示期間 平成27年10月1日(木)、2日(金)

※東京都立産業技術研究センター 城東支所(青砥)の施設公開会場

掲示期間 平成27年10月16日(金)~18日(日)

葛飾区産業フェアと併催実施で、昨年の来場者数 約14万人

※東京都立産業技術研究センター 多摩テクノプラザ(西立川)の施設公開会場

掲示期間(予定) 平成27年10月23日(金)、24日(土)

今後も、ポスターの貼付のお願いをしていきたい。

 

○青年委員会(南木副理事長)

・10月8日、18:30~委員会を開催し、次のとおり確認した。

  • JBKS2015への出展については、コンセプトは、「無機質の中での“手の温もり”」、ブランドイメージは、「マ

ーガレットハウエル」を基本とし、展示会ディスプレイについては、メンズ、レディス各2体、キッズ1体の5体を展示予定です。

  • 10月27日(火)山形で開催されるニット工連の「丸・横合同部会」へは、青年部より8名が参加いたします。

当日の会議前に、山形の佐藤繊維㈱の工場を見学し、翌日は染色工場と米富繊維さんを見学予定です。

  • 10月25(日)サイエンス墨田に参加し、青年部として、「Tシャツを作って、洋服の仕組みを学ぼう」のイ

ベントを実施する予定です。裁断済みのパーツと型紙を来場されたお子さんに配り、それをボンドでTシャツを完成させる予定です。

・明日、10月22日(木)に、「相続税改正と会社経営への影響について」の勉強会をおこないます。講師は、大野会計事務所 税理士の大野 実 氏です。多くの方の参加をお願いします。

今後もよろしくお願いする。

 

○内部発信委員会(遠藤委員長)

・来年の賀詞交歓会への参加の働きかけをしていきたい。今後もよろしくお願いします。

○販路開拓(海外)委員会(小口委員長)

・販路開拓委員会として、来年度の組合振興事業に向け、東京都中小企業振興公社の担当職員をお呼びして、組合及び個別企業並びにグループ等が利用できる補助事業説明会を11月に開催したいと考えております。その補助事業の内容を踏まえて、再度委員会を開催し、効果的なビジネスマッチングの場を検討したいと思います。

今後もよろしくお願いする。

 

○共同受注委員会(佐藤委員長)

9月17日に、法務省より合いズボンの入札開札が行われ、当組合が落札いたしました。発注数量は、6,675着です。前年比で約4,500着減になります。納期は、来年の3月4日となります。

今後もよろしくお願いする。

 

○共済事業委員会(大川委員長)

来月、11月11日に共済事業研修会に、木川副理事長と参加してきます。

今後もご協力をお願いしたい。

 

○メリヤス塾委員会(中島委員長)

9月16日(水)に、ホリゾン㈱東亜ジャケットの工場見学及び工場長の中村明義 氏を講師による「横について」の講義を行いました。

今後の予定としては、明日(10月22日)は、原料編の丸編について、㈱川邊莫大小製造所見学及び講義予定。11月は、「プリント・染めについて」の講義を予定です。

今後もご協力をお願いしたい。

 

○国際交流委員会(百瀬委員長)

10月8日(木)~10月15日(木)「ニューヨーク・ロサンゼルス視察」を実施しました。青年部5名を含む総勢11名が参加、各地のファッション街などを視察しました。青年部との交流を深められたということも含め、大変有意義な視察旅行でした。今後もご協力願いたい。

 

○次世代戦略検討プロジェクト(近江委員長)

   ・本日(10月21日)第5回委員会を午後4時~開催します。今回は、講師に、有限会社ファッションしらいし代表取締役 白石正裕 氏を招き、「次世代縫製工場のあり方」をテーマに勉強会を行います。

都内の婦人服工場で、プレタの技術力で定評がある。著名デザイナーのニューヨークコレクションをサポートしながら、同ブランドの商品を日本で手掛けている方です。

・11月6日(金)午後4時~、第6回委員会を開催します。テーマは「ファクトリーのブランディング」について、講師に、YINDIGO&CO代表 インディゴ・A・モチヅキ 氏を招き勉強会を行います。

既にご案内のとおり、当委員会は次世代を担う青年部を主体に講師との質疑応答等を行いながら進めております。

今後も組合員皆様のご協力をお願いしたい。

 

○加工部会(釣部委員長)

今後もご協力をお願いしたい。

 

○丸編部会(遠藤委員長)

・このたび実施しました「丸編市況アンケート」にご協力いただき、誠にありがとうございました。

今年度は51社のご回答があり、昨年度の49社を上回るご回答を得ることができました。

その結果を集計によると、TKFにおける生産状況は、春夏、秋冬ともにほぼ横ばいとなっております。

・10月27日、山形県で開催される、日本ニット工業組合連合会「丸編・横編合同部会」へ参加します。

合同部会の結果については、次会役員会で報告します。今後もよろしくお願いします。

 

○横編部会(山田部会長)

・先ずは、「横編市況アンケート」にご協力いただき、誠にありがとうございました。

今年度は13社のご回答があり、昨年度の10社を上回るご回答を得ることができました。

その結果を集計によると、TKFにおける生産状況は、春夏、秋冬ともにほぼ横ばいとなっております。

・10月23日(金)、午後5時~ 横編部会を開催します。横編製品生産状況調査結果及び情報・意見交換等を行います。

・10月27日、山形県で開催される、日本ニット工業組合連合会「丸編・横編合同部会」へ参加します。

合同部会の結果については、次会役員会で報告します。よろしくお願いします。

 

以上

[次回役員会]

    平成27年11月18日(水)午後1時30分~  於;TKF会館6階会議室

 

東京ニットファッション工業組合

理事長   大 石 恭 寿

事務局長   菊 地 作 治

 

 

 10月定例役員会 

1.10月加入承認審査企業

なし

2.10月末組合脱退承認企業

1社

3.9月加入手続き終了企業

なし

4.9月末脱退手続き終了企業

2社

平成27年9月末日の組合員数及び出資金額

8月末現在 9月中の増減 9月末現在

 

組合員数     228 0 2     226
賛助会員      6 0 0      6
出資金額 25,834,000 0 466,000  25,368,000

(平成27年4月1日現在組合員数 228企業  出資金 25,804,000円)

(    〃     賛助会員数  6企業)