「令和2年度 通常総会兼理事会」が開催されました
去る6月24日(水)、午後3時30分より、TKF会館(東京都墨田区両国)において、「令和2年度 通常総会兼理事会」が開催されました。
当日は、現下の新型コロナ感染状況に鑑み、会場入口でのアルコール消毒はじめマスク着用等、新型コロナウイルス感染防止に努めた上で通常総会兼理事会を開催。第1号議案「平成31年度事業報告及び収支決算承認の件」、第2号議案「令和2年度事業計画及び収支予算決定の件」が上程・審議され、すべて満場一致で可決されました。
また、第3号議案「役員の任期満了に伴う改選に関する件」では、新理事候補として22名が選定され、満場一致で可決されました。また、直後に開催されました理事会(新役員)におきまして、代表理事に山形県ニット工業組合理事長の佐藤正樹氏を推薦する旨提案がされ、全員一致で可決されたことにより佐藤正樹氏が代表理事に再選されたほか、副理事長には山下雅生氏(和歌山)、三品清重郎氏(福島)、南木健利氏(東京)、川田征利氏(富山)の4名が選任され、丸編生地部会長に今城満夫氏(和歌山)、丸編製品部会長に南木健利氏(東京)、横編部会長に三品清重郎氏(福島)、経編部会長に川田征利氏(富山)がそれぞれ選任されました。
令和2年度の事業計画の概要として、今般の新型コロナウイルスの世界的感染拡大を受け、全国の仲間が受けた影響・被害は深刻であるものの、新たなデジタル技術によるICTの利活用(働き方改革、競争力の向上等)の重要性が一段と増しているほか、内外消費者の常識と価値観も変化し、ファッション業界にも大きな変革の波が急激に押し寄せてきていることに鑑み、我われにおいてもデジタル化の推進並びに環境問題やサステナブルに対するモノづくりや活動のギアをもう一段上げていくことが重要。加えて、ウイズコロナ、アフターコロナの時代を生きる上で、この危機をどう好機に転じさせていくか、これまでの生活スタイル、ビジネスの在り方を少しずつ変容する必要に迫られている。非常に厳しい環境の中、皆で未来志向の下、振興事業として「ジャパン・ベストニット・セレクション2020」の開催はじめ、各産地ブランドの活性化推進及び若手・後継者育成を柱に掲げ、更なる国内ニット製造業の振興・発展を目指していくことが発表されました。